
PFCとはタンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)のことです。同じカロリーでも脂肪になりやすいものとなりにくいものがあります。
ここでは、脂肪になりにくく、健康で美しい体を作る食事のPFCバランスをわかりやすく解説します。
Contents
PFCバランスってなに?
PFCバランスとはタンパク質、脂質、炭水化物を一日にどれぐらい食べればいいのかということ。
一般的に理想といわれるPFCバランスはダイエットには向きません。あくまでも体重を維持し、最低限の筋力を保つために設定されています。
健康で美しい体を作るためのPFCバランスは基準値よりもタンパク質の摂取を多めに設定し、筋肉の回復・成長を助け、代謝を活発にし、体脂肪を燃焼させることを優先させます。
マクロ栄養素を計算する3ステップ
ここでは誰でも簡単に3ステップで計算できるようにまとめています。
ここでは体重60kgの女性が1200kcal摂取する場合のPFCバランスについて計算していきます。
まず最初に一つだけ覚えておいてほしいことがあります。
それはそれぞれの栄養素の1gあたりのカロリー。
タンパク質1g=4kcal、脂質1g=9kcal、炭水化物1g=4kcal
脂質は他の栄養素に比べてカロリーが高いです。
ステップ1 まずはタンパク質を計算する
タンパク質の計算は簡単です。一日に体重の2倍のタンパク質を食べます。
60kg ✕ 2 = 120g
120g ✕ 4 = 480kcal
ステップ2 次に脂質を計算する
脂質はカロリー全体の3割り程度を食べるのが理想的です。
1200 ✕ 0.3 = 360kcal
360 ÷ 9 =40g
ステップ3 最後に炭水化物を計算する
一日の総摂取カロリーからタンパク質・脂質を減らしたカロリーが炭水化物の摂取カロリーです。
1200 − 480 − 360 = 360kcal
360 ÷ 4 = 90g
計算結果
タンパク質120g、脂質40g、炭水化物90gを食べればいいことがわかります。
では具体的に何を食べればいいのか?
では、具体的に何を食べればいいのかについて、書こうと思いましたが長くなるので次の記事に書きたいと思います。
一つだけ言えることはタンパク質120gを食べるにはプロテインを使わなければ、ちょっと難しいということ。
プロテインを上手に活用して、理想的なPFCバランスを心がけましょう。